【夏南の法則 Vol.17】旅で学ぶこと

【夏南の法則 Vol.17】旅で学ぶこと

大屋夏南<連載コラム>毎週月曜日更新
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【夏南の法則 Vol.17】旅で学ぶこと

ずっと雨や曇りが続いてジメジメした東京を脱出して辿り着いたのはバンコク。

大きなハブとなるスワンナプーム国際空港は乗り換えで何度も来たことがあったけど、意外とバンコクの街に来るのは今回が初めて。

行ったことのある友達はみんな「ケイオティックな街だよ」と、口を揃えて言っていたけど本当にそうだ。

交通量の多さや、電車が4分間隔で来るところなんかは東京と似ているけど、急に成長したことでできたひずみを感じずにはいられなかった。

高層ビルがポコポコと立ち並んでいるかと思えば、ストリートにはお母さんが商売をする横で子供が寝っ転がってオモチャで遊んでいたりと、なにかとコントラストの強い街。

バンコクに飛ぶ前は、私の地元静岡県にある「ふもとっぱらキャンプ場」で行われたファッションパーティーでアート作品を見ていたのに、24時間後にはこの街の情報量に圧倒されていて、人生って本当にわからないし、地球ってすごい星だなと思った。

静岡から戻りみんなとの食事の席で「明日からバンコクなんだ」というと、そこから旅の話になった。
「どこの国が一番良かった?」という質問に何10カ国も旅をした友達が、その年代ごとに行ったほうがいい場所があるという話をして確かになと思った。

彼いわくインド、タイは10代に行くといいとのこと。

自分が住んでいるところと全く違うところは早めに行って衝撃を受け、自分がどれだけ特殊なところに住んでいるか知るべきだと言っていた。

私は物心ついてからの旅といえば、母国ブラジル、19のパリ、23のNY、ハワイとわりとシティとリゾートが続いて、僻地というか、あまりメジャーじゃないところに行き始めたのは24のセドナ。

もちろんパリやNYから受けた影響は私の人生を変えるものだったし、ハワイではゆったり生きることや自然の素晴らしさを学んだけど、セドナの衝撃はすごかった。

やっぱり自分の暮らしてるところと差があればあるほど、自分の感覚って押し広げられて行くんだと思う。

今回のバンコクもそう。
いろいろ考えさせられたし、自分の人生のこと見つめ直す新たなキッカケをもらった気がする。

慣れ親しんだ日常の中ではあまり出番がなくて鈍ってしまう、サバイバル力や、直感力、自分の常識から大幅に外れたものを受け入れていく適応力だったりを呼び起こす作業を、適度にしているのとしないのでは、人生に大きな差が出て来ると思う。

無意識になんとなく状況に支配されながら過ごしても、意識的に自分で状況をコントロールしながら過ごしても、1年は1年。

「私の人生のターニングポイントはいつだって旅と深い関係がある」ってこの連載のVol.1で書いたけど、今回もそうなりそう。

ここで得た”気付き”を早く自分のものにしたい。

そして、今回も思ったけど、やっぱり旅って素晴らしい。

【夏南の法則】バックナンバー

written by大屋夏南

1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、3冊目のスタイルブック「purple」を出版するなど幅広く活躍中。

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